無外流居合兵道 頌寶塾


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道の残雪、桜の蕾。早春の奥州で塩川寶祥照成先生の法要が営まれました。

平成29年3月18日

法要に先立ち、地元の武道館で、無外流表之形と太刀打之形の稽古をします。
岡崎宗家から、あらためて稽古に対する心構えについてお話がありました。

塩川先生は一時代を築いた大きな存在でしたから、多くの門人が居ましたが、先生が亡くなってからは、やはりそれぞれ我流になっていくようです。古武術を正確に伝えていくのは本当に難しい事です。
岡崎宗家は一番最後まで塩川先生に師事していました。塩川先生に教えられ、今では宗家を名乗って活躍している人達が居ますが、「塩川先生の古武道」を継承し、正確に残そうと心血を注いでいるのは岡崎宗家です。宗家を継がれてからも稽古に稽古を重ね、いつ休んでいるのかと思うほどです。

形だけではなく、実際に闘って強い。それが真の塩川派無外流です。

稽古を終えて、法要の行なわれる寺院に向かいます。
緩やかな丘陵地を縫うように車を走らせ、歴史ある静かな佇まいが美しい大安寺に到着しました。

ご住職から人の「死」についての法話がありました。
肉体ではなく、人々に忘れ去られることを「死」というのだというお話でした。
私達は、宗家を通して塩川先生の古武道を伝えていきます。そうすることで塩川先生の魂は生き続けます。
読経の中、塩川先生を偲びながら、焼香をしました。

その後、塩川先生から免許を頂いた師範方が御遺影と御位牌の前で演武をしました。
先生も雲の上から見ていて下さるでしょうか。
最後に、無外流の発展を祈念して、力強い太鼓と共にお経を上げてもらいました。腹に響くような大きな音で、なにかスッキリとした気持ちになりました。

明日からまた頑張って稽古していきましょう。


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